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升酒と塩を一緒に飲むことの魅力


升で日本酒を飲む場合、少し変わった飲み方をすることもあります。
それが、角に塩を乗せて飲む飲み方です。
昔から続くお酒の杯であることから、明治時代などではそれを酒の肴にしてお酒を飲むことも多く、
その名残であると言えます。

現代でも、よく居酒屋などではお酒と一緒に出されることがあり、お酒の引き立て役としてそれは機能しています。
さらに、口をつける度に程よく香る檜や杉の香りは、美味しいお酒をさらに引き立てる効果があります。
また、その場や飲む人の心身を清めるという意味合いで盛ることもありますが、
その場合は塩を避けてお酒を嗜んでも作法には反しません。

もともと計量器であった升は、邪気を払うという言い伝えがあり、
祝い酒の酒器として使われていたことから、この清めるという発想が生まれました。
盛る場所や取り方にも一定の作法が存在しており、升の右向かい方の角に盛り塩を置くことになっていて、
一緒に飲む際は飲み口にだいたい一つまみ程度の少量を、角の付近に取りながら、
下唇をつけて平らな部分からお酒を啜るように飲みます。

したがって、これでお酒を飲むということは、匂いでも、味でも、そしてお酒の席の雰囲気でも、
いっそう楽しむことができるということを意味しているのです。
さらに、昔のお酒の飲み方の雰囲気を味わうことができるのと同時に、
現代でもこのようなお酒の出し方はあるため、知っておくとより美味しく、お酒を嗜むことが出来るでしょう。
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