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升を使った斬新な金魚アート


升はもっぱら、お酒を飲む入れ物として親しまれていますが、最近では一風変わった利用が進んでいます。
その一つに挙げられるのが、金魚アートです。
その入れ物を素材にし、そこにアクリル製の樹脂を使い、リアリティ溢れる金魚をデザインしていく、
本格的なアーティストの方がいらっしゃいます。

アクリル製と伝統的な木の入れ物という異質なコラボレーションではありますが、
金魚アーティストが作り出す独自の作品は、様々な賞と評価を集め、世界的に大きな評判と賞賛を獲得しました。
升がまるで古風な庭先にあります池のように錯覚し、その中には生き生きとしたリアルな魚が立体的に描かれており、
初めて見る方だと思わず、なんで生きた魚をこんなところで飼っているの?と驚いてしまう事、うけあいです。

アーティストは方は透明樹脂と絵筆、絵の具代わりとなるカラーのアクリル製樹脂だけで、作品を仕上げます。
リアルな魚を描写するために、極めて細い筆が採用されています。
面相筆よりも更に細い筆で、まさしく鱗を一つ一つ折り重ねるように時間をかけて創作なさっています。
そのため、創作に大幅な時間が掛かり、いわゆる量産化は出来ず、大衆向けの販売はありません。

正に芸術家が手塩にかけて創造する新しい技法の升アートです。
プロのアーティストの方が描く作品の種類は豊富であり、一般的な赤色の種類から黒い体の色を持つ出目金、
ふくよかな魚体を持つ種類、たくさんの魚影が一塊になったものまで、色々なスタイルのアートがあります。
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