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知っていれば意外と役立つ、升の寸法


日本酒が好きな方なら、手にする機会も多いマス。
古く日本では、容量や体積を量る容器として使用されてきました。
よってマスには、様々な寸法があります。
知っておくと何かと便利ですので、寸法の種類をおさらいしておきましょう。

マスの容量には、尺貫法が使われます。
勺は合の10分の1、升の100分の1となります。
マスのスタンダードなサイズは、二勺マス・五勺マス・八勺マス・一合マス・五合マス・一升マスの6種類があります。
二勺マスが50ml、お猪口一杯分ほどの小さなマス。
五勺マスは90ml、二勺マスと比べ、一回り大きなマス。
八勺マスは140ml、一合マスより、一回り小さなマス。
一合マスは180ml、飲み屋さんなどで見かける一番スタンダードなサイズです。
五合マスは900ml、一般的な牛乳パックほどの容量があります。
一升マスは1800ml、飲料ペットボトルほどの容量です。
これほどの大きさになると、日常生活ではなかなかお目にかかりませんが、
結婚式や祝い事などの華やかな場での使用は存在感もあります。

日常的なのはやはり一合マスで、これはお米を量るときなどはとても重宝します。
マス作りに使用されるヒノキには防虫効果もありますので、
米櫃にひとつ入れておけば、虫の侵入を防ぐことも期待できます。
また、マスには「増す」の意味合いもあり、幸せが増す、ますます目出度いとう縁起物でもあります。
マスは家庭に一つは持っておきたい、古き良き便利アイテムなのです。
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