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枡にも規格があり深さも違います


枡は祝いの席などでお酒を入れるものや節分のときに豆を入れるものなど様々な大きさのものがありますが、
体積を計量する測定器具として使われるものもあり、合や升や斗などの尺貫法の単位を量るための、
計量用のものは規格が決まっており深さも規格により異なっています。
この軽量するためのものの規格は一斗用に五升用、一升用と五合用のものがあり、
かつては年貢の徴収などで計量するために使用していました。

一斗用のものの大きさは一尺五分四方で高さが五寸八分八厘、五升用のものは八寸三分四厘四方で高さが四寸六分六厘、
一升用のものは四寸九分四方の高さが二寸七分で五合用のものは三寸九分六厘四方の二寸六厘七毛と大きさが決まっています。

しかしこのような測定器具として使われるもの以外にも、
お酒を入れて使用するものもお酒用として規格が決められています。
お酒用として使われているものでよく聞く大きさは一合や二合などの大きさのものが多いですが、
二勺のものなど約お猪口一杯分のものもあります。
二勺用の大きさは五センチ四方で高さが三十七ミリの容量が約50cc、
一合用のものは八十五センチ四方の高さが六センチで容量は約180ccであり、
お酒に使われる枡としてはもっとも一般的なサイズとなっています。
このほかにも二合半や五合、三勺や五勺など大きさも様々であるため、
お酒を飲む際にはちょうどよい大きさのものを選んで使用すると入れたときに多すぎたり少なすぎたりしないようにできます。
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