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升の容量について


升という単位は昔から存在するにもかかわらず、現代において日に日に使われなくなってきています。
では、一体どの程度の容量のものを言うのか、改めて説明していきます。

まず、普通の人でも、一升瓶と言う言葉をお酒などを買う時に何度か耳にしたことがあるでしょう。
この容量はおよそ1.8リットルとなっており、これがその単位の大きさにあたります。
厳密に言うと約1.80386リットルに相当しますが、
現在のお酒などに使われる瓶には1.8リットルが用いられているため、こちらの方がなじみ深いです。
この大きさが定められたのは昔に遡ること明治24年のことで、度量衡法で制定されています。
実際に酒屋などでお酒の瓶を手にした時にもだいたい2キロ程度の重さを感じることができるため、
この1,8リットルという大きさには納得のいくものがあります。
では、お酒の瓶以外にもこの単位が使われることはあるのでしょうか。

実は、炊飯器にそれが使われることがあります。
お米1合の水の量は180mlに相当するため、一升炊きの炊飯器では、
1800(1.8リットル)÷180(お米1合の水の量)の計算式で何合のお米が炊けるかが解ります。
したがって、この炊飯器で炊けるお米は計算から10合のお米が炊けることになります。
このように、この単位は現代において使われなくなりがちですが、
意外と日常的に使われているケースも多くあり、自分たちが意識して用いることで、
再び用いられるようになる日も近いかもしれません。
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